Diary
04年02月05日 バイバイEさん
英語の能力はまったく上がらなかったな…
ただ、『頑張れば英語を話す人と会話できる』ということが分かった。
ちょりーっス!!
今日は… 正直『Eさんさよなら食事会』が決行されるのかわかんなかったです。
先生欠席だからなぁ…
まぁ、結局やることになりましたです。
お食事会に出かける前、色々とあって大変でしたよ。
甘んじてその状況を受け入れている俺もつまりは同意。
本当のことを言うとOB2が三兵にキレたんですわ。(´Д`;
先輩としては何やってんだとOB2を怒らなくてはならないところ、かも。
でも、でもねぇ、俺が大人しい性格じゃなかったら、とっくにキレてる。
先輩という立場の自分ではなく、一個人としての自分から言わせて貰えば、
OB2がキレたのにはスカッとしたよ。
まぁ、ここでツラツラと話しても仕方ないな。
だが1つだけ…
これを機に自分を見直したらどうだ?と。
多分、彼がこのままの人間でい続ければ、会社に入ってもいつか同じことになると思う。
…彼はズルいんですよ。
暗い話題はこれくらいにして、
S先生、Eさん、OB2、オミえもん、ノブ、ケンZZ、俺というメンツでスタミナ太郎へ。
S先生の参加は助かったな、
英語を喋れる方がいないと、Eさんが孤立しがち。
周り全員が意味わからん言葉で喋ってたら寂しいって。
楽しく食事〜
…してたら今日はK先輩がいたということが発覚。
S先生、教えてくださいよ!!!(゚Д゚;
だったら誘ったのに!! もうッ!!
ケンZZ「ああ、K先輩が来てることなら知ってますよ。朝一緒に来ましたから。」
オミえもん「知ってたなら言えよ。Σ(´Д`;」
ケンZZ「え? 誘ってよかったの?」
まぁ、仕方あるまい。
それから、『研究室に入ったら太った』という話に突入。
ノブ「でもタカシさんは太ってないっすよね。ガタイがいいだけですよ。」
俺「いやー、そんなことねぇぞ。ホラ。」
お腹の肉をつまんでみました。
ノブが指先でさすってきましたよ。
うわぁぁぁ〜(´Д`;って顔しやがって。
本当にノブは正直な野郎だよな。
俺「オミえもんオミえもん〜!! だっちゅーの♪」
オミえもん「だっちゅーの♪」
古いですか? すいません。てぇか男のデブ2人でやるのは見苦しいわ。
S先生「しかし本当によく食べそうだよね、マスターくんは。」
俺「いやいやいやいや… 俺、一番食べないほうですよ?」
ケンZZ「いや、一番食べるのはやっぱりタカシさんですよ。」
俺「何言ってんだよ、お前らの方がよっぽど食ってるじゃん!!
そうだ、ノブ、お前なら本当のことを言ってくれる!
食べる量のランキングをつけてみろ。」
ノブ「え…?(´Д`;」
とまどいながら俺とオミえもんを指差すノブ。
俺「テメェ!!(゚Д゚;」
ノブ「実際、一日を通して言ったら相当食べてますよ…」
そんな事実はないって。本当だって!!
この食事中、S先生から実験をやってくれないかと依頼された。
最初ちょっと勘違いして、来年担当する実験の練習かと思ってた。
実際は『3年生用の有機実験』の新案だそうで… うまくできるか試して欲しいと。
勘違いしてOKしたわけですが、S先生の頼みとあらばイヤでなければ断る理由ナシ。
〜使うモノ〜
ピリジン・ピペリジン・アニスアルデヒド・マロン酸・塩酸…
えーっと、なんかまたしても臭いモノが揃ってません?(´Д`;
ピリジンは多分、『ピリジンアルデヒド』と似たような臭いだろ…
ピペリジンはノブに聞いたんだが『ピロリジン』と似たような臭い、つまりアレな臭いだろ…
そんでアニスアルデヒドはまたヒドい臭いだ…
まぁ、合成をやる身としてはまったく覚悟していなければならないことだ。
で、ピリジンのフタを空けたら、プシッ!!と気体が噴出しました。(´Д`;
モロに鼻を直撃!!
俺「ぐあっは!!(´Д`;」
それ以降ずっと頭痛。
痛いー、頭が痛いー…
それからピペリジンを入れたんだが、ピリジンの臭いが鼻に残りすぎて
ピペリジンのアレな臭いもあまり気にならなかった。
…が、反応を開始したところで異変に気付いた。
研究室全体がピリジン臭い。
Eさんがその異常事態に窓を開けろと指示。
なんでだろう… こんな危ない合成なんか?
あまりの臭いに全員廊下に避難。
もしかして操作をミスってるのか?と思ってもう1回文献をみて見たら、
『ウオーターバスで2時間リフラックス』と書いてある。
………。
ヤベェ、『ウオーターバスの意味』を考えてなかった!!!
そう、俺のミスとは…
『ウオーターバスでリフラックス』=『ピリジンを沸騰』だと思ったこと。
さぁ? どこがオカシイでしょう? 簡単ですか?
そうねぇ…
『ウオーターバス』は水なんだから100度以上いくはずねぇ!!
俺は『オイルバス』を使ってるからヨユーで116度設定でしたよ…
案の定、設定温度を下げたら臭いがおさまった。
臭いのは俺の机のあたりだけになった。
それでもやっぱ臭いのでまだみんな外で待機。
もう、自分のミスにうなだれて廊下に寝転んでしまいましたよ。(´Д`;
そしたらケンZZのヤツが寝技をしかけてきました。
…が、全然痛くなかったので、技を強引に解かせて逆に間接を極めた。
ケンZZ「痛い痛い痛い痛い!!!(T□T)」
良い子はマネしないでね、間接技ってのは素人がやってもマジ痛いから。
ノブ「アキレス腱極められただけでそんなに痛いか?」
ケンZZ「いや、違うんだよ… ヒザが…」
ほほう、ノブのヤツ… 俺がケンZZのカカトを掴んでいたのをみて、
アキレス腱を極めてると勘違いしたのか?
ならばようかろう、味わわせてやる!!
俺「じゃぁ、受けてみるか?」
ノブ「はい。」
グイ。
ノブ「いたたたたたッ!!!(´Д`;;;」
ヒザをキメるときのコツ… (※素人考えとしては、の話ですよ?)
まず、相手のヒザのあたりに『テコの原理』でいう『支点』を設ける。
足を絡ませるなりなんなりすれば良い。
次に、カカトを両手でしっかり掴んで、『足をねじって回避』できないようにする。
さらに、カカトを掴むということは、もっとも支点から遠く、もっとも安定した『力点』を
設けたということになるワケ。
で、最後にちょっと仰け反ります。
ただし相手にケガをさせたりしないように、思いっきり仰け反ったりしないように。
5時頃… まだ俺の実験は終わらず。
待っててもらうと6時… というか全行程をやったら7時とかになるので、
みんなには俺に遠慮せず遊びに行って貰いました。
そして反応が完了したころ、S先生がいらした。
この後はほぼS先生の指図を受けてやってた感じ。
いやー… あまりにキレイに再結晶していったものだから感動してしまいましたよ。
俺「…僕は今まで『再結晶』というものをまったく分かってなかった気がします…
これはスゴイ…」
S先生「再結晶は1年生の実験でやったじゃない。」
俺「先生… 僕が4年生より前にならったことを覚えてるはずないじゃないですか。」
S先生「万が一にも覚えてるかなと思ってさ。」
俺「先生、あんまりです!!Σ(´Д`;」
基礎学力の低さをなんとかカバーしながら頑張ってるけど、
やっぱ痛いなぁ… 知らないことが多すぎる。
で、結局8時ころまで色々やってました。
…さて、Eさんと会うのは今日が最後だったので… きちんとアイサツを。
俺「I go home.」
Eさんがまだ作業してるので、ちょっと終わるまで待つ。
そして作業を終えると、握手を求められたので堅く握手。
Eさん「You are very kind. I was helped by you many time. You are nice
guy !
オセワニナリマシタ。」
Eさーーーーん!!!(T□T)
俺「お元気で。 See you, good-bye Enam...」
陽気なオッチャンだったなぁ…
バングラデシュの化学界をリードしてくれることを祈ります。
………。
忘れたくても忘れられないキャラしてたよ、Eさん…